PS Now ダウンロード対応(米国)発表で将来期待できること

インターネットは利用者とサービス提供側で共有のネットワークを利用しているため、様々な問題があります。

一言でいうとサーバーとクライアントの間の通信に遅延などの問題が起きストリーミングではどうしてもスムーズに全く遅延なしに動画を送ることができません。

以前、そのことについて説明してのでぜひご覧ください。

クラウドゲーミング PlayStation NOW が普及しないと思ういくつかの理由

そこでストリーミングの問題を解決するためにPS4でPS Nowで提供しているゲームをダウンロードできるようになりました。

PlayStation Now Adds Downloading of PS4, PS2 Games – PlayStation.Blog

Almost all PS4 games in the service, including Bloodborne, God of War 3 Remastered, NBA 2K16, and Until Dawn, will be available for download, in addition to the PS Now lineup of classic PS2 games remastered for PS4.

とありますからPS4のほとんどすべてのゲームとPS2のリマスターが対応するようです。PS2のリマスターは具体的に何を指しているのか断言できないですが、おそらくPS4向けに提供されているPS2のゲームのアーカイブスではないかと予想しています。このサービスは残念なことながら日本ではまだ展開されていません。

残念ながら日本では行うことは今のところ発表されていません。

PS Now、PS2とPS4タイトルが“ダウンロード”可能に(海外)

おそらく日本でもこのサービスは受けれると思いますが、どのようなことがおきるか予想したいと思います。

日本での展開

品質面においてストリーミングサービスは課題があり、それは万国共通の課題であるので遅かれ早かれ日本でもこのサービスは提供される可能性が高いと思います。

できるだけ早くなることが望ましいです。

利用料金の低下

EAでは EA Access / Origin Access Premier 、海外ではXboxではGame Pass、 Humble Bundle が提供しているHuble Monthly など毎月定額でゲームが遊べるサービスがあります。これらのサービスはストリーミングはなくダウンロードで提供されています。

海外だとPS Nowは月々$19.99、オンラインサービスのPS Plus会員の場合3カ月で$29.99で提供されています。

一方ライバルのXbox の場合Game Passは$9.99で展開されています。PS NowのPS Plus会員向け3カ月で$29.99はおそらくXbox のゲームPassを意識したものだと思います。

逆に言えばストリーミングでサービスを展開している以上、割高になる可能性があることを裏付けています。高額になる理由はストリーミングは前にも指摘した通り遅延は少なくあることが絶対条件なのでサービス提供側は少なくてもインターネットまでの回線は高品質なものを提供する必要があります。

一方、ダウンロードにした場合遅延はそれほど問題にならないので、回線費用は安価にできることができるのだと想像します。

競合の問題もあるので米国ではおそらく月10ドルまでいずれ下げるのでないかと予想します。

PS Nowの2018/9/23のサービス料金

日本ではXboxがそれほど強くないので価格をどこまで下げるかは想像できないですが、とはいえ1ヶ月2,500円、3ヶ月 5,900円は高いと思うので半額近くに下げるのでないかと予想してます。というかそれを願っています。

逆にいえばそれくらい下げないと日本では普及しないのでないかと思います。

日本でのPS2アーカイブスの展開

海外ではPS4用にPS2のアーカイブスが展開されています。この発表ではPS NowはPS2ゲームのリマスターは対応するといっているのでおそらく日本で展開していないPS4向けPS2のアーカイブスのことだと思います。

日本でもこのPS Nowのサービスが適応されることになればPS2のアーカイブスを利用できるようになるのでないかと期待しています。

私もPS2を持っていますが生産終了し、サポートも終わっているのでPS4で動作するのが望ましいと思います。

そのほかのアーカイブスの発表

PS3はエミュレーションは難しくてもPS1やPS3でも提供していたPCエンジンなどのアーカイブスには対応できると思います。

PS4でのダウンロードが万が一できなくても画素数が少ないので、ストリーミングでもほとんどのゲームは動作するので検討していただきたいなと思います。

逆にPS3の場合は画素数についてはPS4とさほど変わらないのでPS4でのダウンロード対応することに意味があると思うので、その検討は真面目にしてほしいなって思います。

まとめ

定額のゲームサブスクリプションサービスは一般的になりつつあり、ほかのサービスと比較してPS Nowは高額であることから、このまま続けるにはなにか対策が必要だと判断してのこの発表になったのは間違いないと思います。

正直PS Nowについてはストリーミングにつきものの不安定さとその割には高額な料金で入会することが絶対にないと思っていましたが、これを機にテコ入れをすることで私も入会を検討するサービスにしてほしいなと思います


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