購入検討 - ゲーム用 40インチ越え 大型4Kモニター [2018年末]

今年の春からゲームをする環境を寝室に移しましたが、ベッドの上から寝そべって遊べるように比較的大きなモニターを探しています。

そこで今回いろいろなモニターを調べてみました。

サイズは40インチ以上を探しています。

いろいろのモニターがあり、さまざまな機能があるのでその機能について整理した後、実際の製品をあげて検討したいと思います。

4Kモニターのおもな機能

4kの解像度

4Kモニターを名乗るのであれば横3840×縦2160以上の解像度があります。
今検討中のものは全て4Kモニターになります。

今回上げたものはすべてこの条件はクリアしています。

表示周波数

1秒間に表示されるフレームの数が決まります。ほとんどのものは60Hz以上あります。

最強のコンシューマーと言われるXbox One Xでも想定しているのは4K 60fpsだし、将来出てくるであろうコンシューマー機も値段をそれほどあげれないのでそこがターゲットになるだろうと思います。

そのためコンシューマーゲーム機での利用を考えた場合はどのモニターでも特に問題はないといっていもいいでしょう。

一方PCでの利用を考えた場合、最高のグラフィックボードを選択すれば高いフレームレートをサポートしているので120Hz以上のモニターがいいでしょう。

今回上げたモニターはすべて はクリアしていると思われるので差別化のポイントになりません。

遅延

ブルーレイディスクやNetFlixのような映像作品を見る分には遅延が多少大きくても特に大きな問題はありません。ボタン操作に対して多少の遅延が大きくてもそれほど大きな影響はないからです。

ゲームの場合はボタン入力に対して応答時間が長いと違和感を感じるから遅延は小さければ小さいほうがいいです。

アマゾンのレビューとかで時々ゲームには向かない遅延と書いてあることがありますが、傾向としてはモニターよりも比較的安価なテレビに多いような印象です。

HDR

「HDR時代」到来 テレビからiPhoneまで、HDRの現状を分かりやすく解説 (1/3) – ITmedia PC USER

HDRとは明るさを表現するための機能で、明暗の差が大きい映像がきれいに見えるようになります。

絵としては高いコントラストの表現ができるモニターで全く新しい企画です。
最近の4Kモニターではこの機能が標準的になり、2018年にリリースされたモニターは多くサポートしている機能だといえます。

PS4 ProでのHDRの検証については以下のページが参考になると思います。ぜひご覧ください。

PS4ゲームのHDR効果を比較してみた – 人生はFPSゲーム。時々哲学。

個人的にはHDRはあくまでも規格であり、ソースによりHDRが映えるものとそうでないものがあると思います。

またパネル自体の性能や好みの差もあるのでHDRサポート = 自分にとってきれい ではないと考えています。

差別化のポイントですが絶対的なものではないです。ただしあったほうがいいとは思っています。

4画面分割

4KはFull HDの4倍もの解像度があるため、4つのFull HD画面を同時に映す能力があります。

ほとんどの機種で2画面はサポートしていますが、この機能はあまり需要がないようでサポートしている機種が少ないのが現状です。

私がゲーム実況を考えているので画面が多いほうがいいと思っていますが、物理的にモニターを増やすことなく論理的にはFull HD (1080P) 4画面を映すことができるので購入する差別化の一つとして考えています。

具体的な検討

各製品の売りが何かを考えて検討をしたいと思います。

先ほども説明した通り4画面分割には魅力を感じています。そこでまず4分割のモニターから検討していきたいと思います。

4画面分割 モデル

PHILIPS モニター ディスプレイ 436M6VBRAB/11 (42.5インチ/「Display HDR 400」認証/HDMI/USB Type-C/4K/5年保証)

PHILIPS モニター ディスプレイ 436M6VBRAB/11 (42.5インチ/「Display HDR 400」認証/HDMI/USB Type-C/4K/5年保証)

規格ができてから間もないのでほとんどサポートされていない Display HDR 400をサポートしている珍しい製品です。

こちらの製品に対する不満は入力インターフェースが、D-Sub 15pin x1、HDMI2.0 x 2、DisplayPort1.2 x 1、USB Type-C x 1 となっていますが、私の環境ではUSB Type-C はなく、4つのインターフェースを使うとなるとアナログのD-Subを利用することが必要になることです。

懸念点としてはVA方式を採用しているので視野角の問題があるかもと思っています。

LG モニター ディスプレイ 43UD79-B 42.5インチ /4K /IPS非光沢/HDMI×4・DP・USB Type-C・RS-232C/スピーカー/ブルーライト低減

リリースされてから時間がたっているので最近一般的なHDRはサポートしていませんが、フィリップス社製品に感じたインターフェースの不満はなくHDMIを4ポート持っています。

LG モニター ディスプレイ 43UD79-B 42.5インチ/4K/IPS非光沢/HDMI×4・DP・USB Type-C・RS-232C/スピーカー/ブルーライト低減

また、視野角の問題がすくないといわれているIPS方式のパネルを採用しているのでPCモニターとして利用したい場合はこちらのほうがいいと考えることもできます。

この2機種だと結構悩ましいのでないかと思います。

50インチ前後のサイズ

43インチぐらいだと、ちょっと小さいかなと思い大きいのも検討すると48インチ以上になると数が限られてることに気づきました。

I-O DATA モニター ディスプレイ 49型 LCD-M4K491XDB (4K/60Hz/リモコン付/5年保証/土日もサポート)

日本メーカーだとI-O DATA製品があります。4K 60Hzにも対応しています。

I-O DATA モニター ディスプレイ 49型 LCD-M4K491XDB (4K/60Hz/リモコン付/5年保証/土日もサポート)

ただし、こちらの製品はHDRのサポートはしていません。55型の LCD-M4K552XDBは HDRに対応しています。

HDRにこだわりがあれば55型ですがさすがに大きすぎるかもしれません。

ADSパネルと言っていますが、IPS方式の派生のものです。

Acer 4Kモニター EB490QKbmiiipfx HDR Ready対応/48.5インチ/I PS/半光沢 /3840×2160 /16:9 /4ms/HDMI/ミニD-Sub15ピン/DisplayPort

それなりに名の通ったメーカだとAcer製品があります。

Acer 4Kモニター EB490QKbmiiipfx HDR Ready対応/48.5インチ/I PS/半光沢/3840×2160/16:9/4ms/HDMI/ミニD-Sub15ピン/DisplayPort

一般的になってきたIPS方式をサポートしています。

こちらの製品はHDRですが、レビューをチェックすると必ずしも画面がきれいというわけではなさそうです。

JAPANNEXT JN-VT500UHD 4K 50インチ液晶ディスプレイ UHD PCモニター

50インチはある程度限られていますが、値段の安い製品もあります。

JAPANNEXT JN-VT500UHD 4K 50インチ液晶ディスプレイ UHD PCモニター

2018年11月7日に調べたところ5万円より下でした。ただ安価なのでゲームの天敵である遅延が大きいのでないかと疑いたくなります。(ただし遅延の問題は値段が高い安いではなく高くても問題があるものはあると思います)

ただしアマゾンのレビューでPS4 との接続事例があり、遅延もあまり感じていないようなので特に大きな問題はないのかと思います。

パネルを調べてみると比較的遅延が小さいVA方式なので特に大きな問題はないのかもしれません。

高機能モデル

いろいろ調べたところ大型モニターではたとえばゲームに特化した製品とかFPSがすごい高い製品というのはありませんでした。

考えてみればモニターは機能がある程度限られているので、テレビとは異なりパネルの良し悪し以外にそれほど大きな差はないのかもしれません。

あえて探すとなると、最近出たDisplay HDR 1000という規格に合わせて作られた製品があります。

PHILIPS モニター ディスプレイ 436M6VBPAB/11 (42.5インチ/「Display HDR 1000」認証/HDMI/USB Type-C/4K/5年保証)

先ほど紹介した、PHILIPS モニター ディスプレイ 436M6VBRAB/11  の上位機種で4画面分割がない代わりにDisplay 1000をサポートしています。この機能をサポートしているのは2018/11 現在こちらの製品だけになります。

PHILIPS モニター ディスプレイ 436M6VBPAB/11 (42.5インチ/「Display HDR 1000」認証/HDMI/USB Type-C/4K/5年保証)

下位機種と同様にVA方式をサポートしています。

最後に

いろいろ調べてみたところ40インチ~50超インチサイズではスペックによる差別化はHDR、 入力インターフェース、画面パネルぐらいなのかなと思いました。

ゲーム用に利用するのであれば遅延が重要なのですが、これは体感するものなんで購入前のチェックはアマゾンとか価格.Comのようなサイトでのレビューを確認する必要があると思いました。

パネルについてはIPS方式とVA方式が多く遅延が小さいといわれるTN方式はほとんどありません。一つは画面の大きさも関係しており画面が大きいから視野角の影響も出やすいからだと思います。

IPS方式の欠点とされる遅延ですが、カタログ上は問題ない数値(例えば5msとか)だしレビューもチェックした限りあまり見ないので視野角が気になるのであればIPSパネルのものを購入するのがいいかもしれません。

また視点を変えてテレビという選択肢もあります。

フナイ FL-50U3010 FUNAI FL-50U3010 50V型 地上・BS・110度CSデジタル 4K対応 LED液晶テレビ | ヤマダウェブコム

4Kチューナーこそないものの 外付けHDD で録画ができHDR方式にも対応しているようです。

気になるゲームとの接続ですが実際につなげて使っている人もいるようで、とくに不満はないようです。

ジェネリック4Kテレビを買ってみました | Never stand behind meさんの掲示板 | マイネ王

4Kテレビについては調べてみました。よかったらご覧ください。

10万円以下の予算で考える40~50インチ4K TV スペック編 2018年 冬


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