まだ東京で消耗しているおっさんだがなにか?

今月からドメインを取ってブログを本格的に始めたが、ブログやyoutubeにアクセスをアップさせたいと思っていろなページを結構真剣に見ています。

一昔前から話題になっている人としてイケダハヤトさんって方がいらっしゃいます。

彼を見ると一昔前によくテレビに出ていた与沢翼さんって方を思い出しました。
いわゆるアフィリエイトで儲かるといった情報商材販売をしていることを考えると同じといっていいと思います。

そもそも簡単にアクセスなんて増えない

Webでマネタイズといった話をみたり、youtubeで「好きなことで生きていく」というキャンペーンをしていますが、みてみると誰でも簡単にアクセスを増やして簡単にお金を稼げるように勘違いしがちですが、そもそも簡単にアクセスなんて増えるはずがありません。

いままでよりもまじめにブログを書こうと思っていろいろ始めましたが、自分が書きたいことを書くだけでなく、より読みたい人が共感できるものを書かない限りなかなかアクセスは増えないのではないかと思います。

だから誰でも彼でもアクセスがあるサイトを作るのは難しく、その点についていえばイケダハヤトさんはよくやっているなと思います。

ルールを決めるのは自分ではなく向こう

youtubeでは若い人が勘違いしするに違いないと思うキャッチフレーズで広告しています。そこで以下のページを見てみました。

「好きなことで、生きていく」と言っていた皆さんはその後お元気でしょうか

youtubeではいままでの契約内容を一方的に変更したことがあります。

また、アマゾンのアフィリエイトの率が変わったこともありビジネスとして考えるには不安定であると思います。

たとえば毎月50万円の収入があったのが突然半分になったり、規約を守らなかった場合支払いをしないということもできるしそれを判定するのは支払う側です。

ブログ飯やプロブロガーなんて長い目では成立しない

会社でwebとかブログをするのはwebを見ていただくことが第一目標ではなく、ご覧になっていただいた人に製品を購入していただくことが一番重要な目的です。一方、ブログ飯とかプロブロガーはできるだけ多くの人に見ていただきアフィリエイトをクリックしてもらうことが目的です。

個人ユーザーがブログのアクセスをアップするには扇情的で刺激的なタイトルで作り、より多くの人たちに見てもらう必要があります。

また書く内容は一人の人間だと限られているので2ちゃんねるから話題を引っ張ってきたり嘘や下品な話題をそのまま載せているところがあります。これはこれでそれなりに手が込んでいると思いますが、真っ当なことだと私には思えないしそれが長く続けれることとはとっても思えません。

短いスパンであればできるかもしれないですが安定した収入が期待できないのでそれであれば大人しく会社員をした方が安心だと私は思います。

どちらにしてもブログ飯なんて50近いおっさんからみるとどう考えても成り立つわけがないと思います。

プロブロガーという人生をかけた一発ギャグ – Hagex-day info

を読んでさらにそう思いました。

なぜイケダハヤトさんはプロブロガーを勧めるのか

彼には残念ながらプロブロガー以外の職業につけないから、少なくても自分には無理だと思っているからだと思います。だからサラリーマンを馬鹿にするような発言をするのだと思います。

ただ、アフィリエイトの仕組みを考えれば相当彼が馬鹿にしているサラリーマンからの貢献も多いような気がします。そのことについて考えたことはあるのかないのかわかりませんが、私は彼の文章に不快な感情を持ちます。

プロブロガーといえば格好いいですが実態は先ほども指摘した通り安定性が全くないアフィリエイトが中心なようです。

2012年4月からは、育児に時間を割くべく「プロブロガー」というキャリアを歩んでいます。広告収入、アフィリエイト収入で生きてます。

参照元 <http://www.ikedahayato.com/index.php/profile>

また有料のサイトもしているようです。

あと、「有料サロン」を始めました!月額4,980円で「メディア研究所」に入所できます。こちらからどうぞ。

参照元 <http://www.ikedahayato.com/index.php/profile>

有料のサイトを始めたりノートでコンテンツに課金したりするのはアフィリエイトだけでは安定した稼ぎはないからではないでしょうか?

彼のノウハウはブログでアクセスを集めることなので、別に課金しなくても彼のブログや時系列でグーグルなので彼の動きを見ればその手法はわかるのでないかと思います。

ただ、残念ながら多くの人はそこまで根気よく調べることはせずに彼のコンテンツを買っているのだと思います。

でもそろそろ、彼が書いていることに月に5,000円近くを払う必要がないと今購読しているほとんどの人に判断されるのも時間の問題なような気がします。

プロブロガーなんかになるより真っ当な社会人になろう

イケダハヤトさんに課金するかについて考えると私と同世代の大人が入るとは思えないです。

サラリーマンのような生き方が嫌いなのは彼の趣味だからいいとして、そのことをテーマに何本も記事を書く人間を幸せだと思う人はどれだけいるのでしょうか?

もし彼のことをあこがれている若い人がいれば、冷静になって考えてほしいのですが、彼のブログをあなたのお父さんは喜んで読むのでしょうか?

また、先ほども指摘した通りアフィリエイトで生活していくのは提供している会社次第で収入が減ったり、下手をするとすべての収入が却下される可能性を考えると、安定性といった観点から勧めることができないのに彼はなぜそれを勧めるのでしょうか?

我慢をする必要はありませんが、ある程度社会の一員として生きていく場合にはある程度の妥協が必要です。

それができないから彼は東京から出ざるをおえなかったのではないかと思います。

東京で消耗しているおっさんですが、浅はかな自分の考えを自分よりも立場の弱い人に対して上から目線で論じる人間よりははるかに幸せな人間なのかなと思います。

アクセス数は大事だけど、本当に大事なのはネットの外にある

イケダハヤトさんはネットでしか稼げない人だと考えると彼の行動パターンやサラリーマンを馬鹿にしたような言動をするのか理解できるような気がします。

アフィリエイトで稼げるようになると確かに嫌な上司やお客様に頭を下げる必要はありません。

ただ、その一方自分が本位でないことをしても見ている人はちゃんと評価して将来あなたを助けてくれるかもしれません。この歳になって気づいたことは自分一人で生きているような気になっていても実はいろいろな人に助けられているということです。

たとえば、相当前にしたことが自分に返ってきて思いがけない仕事が入ってくることがあります。イケダハヤトさんの提唱する生き方にはそのような美学は私は感じられません。

アフィリエイトでお金儲けができるようになってもほとんどの人は副業として小遣い稼ぎをして、本業をちゃんとするというのが重要だと私は思います。

そもそもアフィリエイトは資本がある人や法人を除けば提供する会社側からの一方的な交渉しかありえないので、そこに人生をかけることを他人に勧めるのは親切だとは思いません。

もちろん、最後に決めるのは自分で私のような人間がいうことではないですが、どんなにつらいことがあっても本当に大事なものはネットの外にあり、本業を頑張る以外ないような気がします。

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