禁煙についてはいままで2回書いていきました。一つはタバコをやめたらお金が節約できた話、もう一つは禁煙には成功するまで何回でも失敗してもいいのではないかという話をしてきました。
今回はなぜ禁煙をしても失敗する可能性が高いのかについて考察したいと思います。
中毒
私は禁煙が成功したときに、タバコを吸わなくなってからしばらくした2009年の8月に酒井法子がそしてそのあと押尾学が逮捕されました。
そのときに私はタバコを吸っていませんでしたが、吸いたくってたまらなく夜寝ているときに夢の中でついつい吸っちゃって夢の中で気づいて叫びながら起きている頃です。
そのころちょうど彼らが逮捕されたので、タバコも麻薬ほどではないにしても中毒性があり、大げさにもこれが禁断症状だと思いました。
タバコと麻薬はずいぶん違いますが、タバコをやめれなかったら麻薬にはまっちゃうかもと恐れていました。もしかするとタバコをやめた直後にそのようなことがあったことが私にとっては非常によかったのかもしれません。
やはり、タバコは中毒であるとつよく意識できたのでここでやめないと私はずっとやめれないのではと恐れていたからです。
もしかすると禁煙の第一歩はタバコは中毒であると強く意識することなのかなと考えます。
なんで煙を吸えるのか考えてみよう
たとえ、ニコチンやタールなどの有害物質がタバコに含まれていなかったとしても二酸化炭素や燃えカスが体内に入ってくるのはどう考えても健康にいいとは思えません。
たき火をして煙を吸い込んで咳き込んだことがある人は多いと思いますが、タバコを吸うのは毎日、火が付いた草からでる煙を吸っているようなものです。
冷静に考えてみたら我慢大会と同じようなことをしています。
ニコチン中毒
一般的に言われるのがニコチン中毒と言われるニコチン依存症です。定期的にニコチンを取らないと落ち着かないようになります。
私もタバコを吸っているときに海外出張にいったりすると飛行機で8時間くらい吸えなくなるのは非常につらかったですし、やめるころは駅のホームでの喫煙所は撤去されるような時期だったのですが、町で吸えなくなかったので数少ない喫煙所を探して歩いていた事を思い出しました。
やめる直前はタバコが吸えない環境にいるのがとても怖かったです。
そのぐらいに映画「サンキュー・スモーキング」を見ていましたが、あれもニコチン中毒のことを考えさせられました。
映画 サンキュー・スモーキング(2005) ロビー活動の凄さがよくわかる
もしかして禁煙を考えていない人もこの映画を見るといろいろ考えることができるのかなと思います。
まとめ
禁煙をしたいと思う気持ちがあれば、禁煙をして失敗したことがあると思います。
ただ、タバコを1日たってどうしても吸いたくなって吸って失敗するパターンがほとんどだと思います。私も失敗を繰り返していましたが、なぜ最後にやめることができたかを考えてみると重度のニコチン中毒になっていることに気がついたからということが大きかったのかなと思います。
中毒だから本来であれば煙たくって咳き込むタバコもかなり我慢して吸えるのかなとタバコを無事にやめれた今は思います。
禁煙する前にタバコを吸うのはかなり無駄な作業だと気づくと案外やめれるものなのかもしれないなと思います。
一番重要なのは貴方は本当はタバコが好きなわけでなくニコチンの奴隷になって仕方なく吸っていることを素直に認めることがタバコをやめる第一歩なのかなと思います。
次回は、タバコを吸うメリットって何だっけ?ということで話をしようと思います。
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