マルチ商法と(イケダハヤト先生のような)”自称プロ”ブロガーの主張の類似について考えてみた

先日、ちょっと有名なイケダハヤト先生のことについて書いたらそれなりにアクセスがあったのでちょっとびっくりしました。私のTwitterで絡む人はイケダハヤト先生のことについて、私と同様に胡散臭いと思っている人が多いのだなと思いました。

私はイケダハヤト先生の言動についてなぜ気になるのか考えてみましたが、よく考えたらイケハヤ先生よりも前から調べていたマルチ商法と類似していることが多いのではないかと考えました。

マルチ商法とイケダハヤト先生のような”自称プロ”ブロガーとの類似点について考察をしたいと思います。

また、この記事は更新して、各項目ごとにこれから書く記事をリンクさせていくこと、またツイッターやコメント欄などでご意見をいただければ項目を増やします。

またアップ当日(2016/ 7/24)は各項目に対して簡単な説明だけにとどまりますが、これからいろいろ調べて内容は増えていきます。

いろいろなご意見をいただけると幸いです。

経済的な成功のアピール

イケダハヤト先生は定期的にいくら売り上げたか公表します。

アムウェイでは販売した実績ごとにタイトルがありそのタイトルで大体の年収が分かるようです。

どちらも普通のサラリーマンと比べて多くの収入が期待できるようなことを言います。

収入ではなく年商をアピール

マルチ商法もプロブロガーも昔からの言い方をすると個人事業主です。

なので収入以外に支出について書かないと本当に使える可処分所得はわかりません。

イケダハヤト先生もアムウェイの人も年商のことは書いても支出のことはほとんど書きません。(イケハヤ先生はたまに書いていますが、メインはやはり年商です)

これは先ほどの項目でより多くの収入があることを言いたいからだと思います。

ポジティブシンキング – だれでも成功しそうなことをいう

最近アムウェイではディストリビュータに簡単に成功しそうなことをいうのは禁止しているようですが、それでも勧誘するときに成功しそうなことを言っているのは間違いありません。

イケダハヤト先生は大企業と都会が嫌いなのか、だれも時間をかければブロガーになれるようなことを言っています。

どのような職業でも向き不向きはあるし、アムウェイで上位タイトルの人やイケハヤ先生のような人はある部分で人よりも秀でた才能があるから成功しているところもあると思うのですが、そのようなことはあまり言及しません。

やってみればという言葉をつかい、彼らが失敗したら自己責任という言葉を使うのが好きな人たちなんだろうと思います。

自由な生き方をアピール 今ある体制への反発

アムウェイもイケハヤ先生も今ある普通といわれるようなライフスタイルを否定しています。

本当かどうかはよくわかりませんがアムウェイはアメリカンウェイという言葉がもとになっているといいます。そこで時間に縛られないライフスタイルを提案しています。

イケハヤ先生の場合は若いときに勤めていた会社でつらいことがあったのでしょう。大企業のことをボロクソに言っています。搾取とかの言葉が大好きです。大企業に勤めると保険などの保障やローンが組みやすいので搾取ばかりされているわけでないのですが相当短い間しか入れなかったようで会社に仕組みをよくわからずに的外れな批判をしているのは、かわいそうな人なんだろうなと思います。

まあ、経営者視点からいうとアムウェイの上位タイトルのディストリビュータやイケハヤ先生のような人を幹部クラスに招へいするなんてことは可能性としてかなり低いので、双方とも既存のいわゆる普通の社会では生活できないアウトローなのかなと思います。

話をよく聞くと大幅な時間の制約がある

イケハヤ先生はよくプロブロガーであれば多くの記事をたくさん書く必要があると論じています。文章をたくさん書けない人からすればまるで拷問です。

また、最近のブログの記事は昔見たようなものもたくさんあるので内容自体薄くなっているような気がします。どこかで飽きられるので新たなテーマを探す必要がありますが、それをするには結構な時間が必要になるのではないかと思います。

ちょっと話はずれますが、最近グーグルの検索アルゴリズムが変わったので質が低いと検索順位が下がるそうです。その対策としては量よりも質が必要ですし、一人では書けるテーマや結論が変わってくるので一人だけでなくほかのライターにも協力してもらって書かないとそのうちグーグルの検索からの流入が大幅に減るのでないかと思っています。

アムウェイのディストリビュータの講演ビデオをみると、ミーティングにはできるだけ多く出席するし、できるだけ多くの人とアポイントを取るように言います。

また成功者と言われる山崎拓巳さんと山﨑義幸さんはツイッターとかブログをみると毎日いろいろなところに講演やミーティングに出かけておりそれほど時間はないのではないかと思います。

どちらも気が遠くなるような作業でこれだったらおとなしく社会人になっていたほうが自由な時間があるのではないかと思います。

無批判の強制 負ける議論は絶対にしない

イケハヤ先生もアムウェイで有名な山崎拓巳さん、山崎義之さんもツイッターをやっています。

イケハヤ先生も山崎義之さんもツイッターで議論を吹っ掛けられたらすぐにブロックをします。

山崎拓巳さんはツイッターはほとんどブログの更新のお知らせにしか使っておらず、ほかの人からのメンションは見てもいないのかなと思います。

イケハヤ先生も山崎義之さんもツイッターブロックのことは論じており、結局議論するだけ無駄だといっていますが、その割には自分が悪口を言っていることを常に気にしています。

このようなネットでの行動パターンを見る限り、自分と関係がない人か下とみなした人には絶対に批判をさせないようにしていると思います。

また仮に彼らが私のページをみても腹を立てると思いますが、私のブログのアクセスが相当増えない限り無視をするだろうと思います。

イケハヤ先生の場合は、もしかすると反論をブログで書くかもしれませんが反論とは言えない稚拙な内容になるのでこちらとしては相手にするつもりはありません。

倫理観の欠如 規約の無視とオーバーセル

アムウェイでしか買えないものは実はありません。もちろんアムウェイブランドの物はアムウェイでしか買えませんが、同等(もしくは同等以上)のものはアムウェイ以外でも購入できます。

アムウェイの浄水器は放射能を防ぐとかというデマを聞いたことがありますが、日本のように水道水をそのまま飲める国ではほかの国よりも浄水器のニーズは低いのでそのようなことを言わないと売れないので、嘘を思いついてまで売りつけているということだと思います。

イケハヤ先生の場合は、彼がいままで経験したブログでの稼ぎ方をノートとかサロンで月額販売しているようですが、購入した人の中には金額分の価値はなかったと指摘されています。

また、イケハヤ先生の場合アフィリエイト契約に謳われている規約を無視して絶対に載せていはいけない情報を載せたりしており倫理観がないと言わざるをおえません。

イケハヤ先生もアムウェイのディストリビュータもネットで検索すると多くのネガティブな言葉がサジェッションで表示されるので倫理観がないと多くの人が思っているのではないかと思います。

何も新たに生み出さない 物乞いと一緒

アムウェイでしか買えないものは残念ながらありません。エナジードリンク、サプリメント、洗剤、食品、鍋、浄水器などはどこでも購入できますし、中身が違うとディストリビュータは主張しますが百歩譲ってそれがいいものであるとしても1,000円の鍋で十分だと思っている人に10万以上の鍋を買いたいと思っている人はいません。

アムウェイは知り合いにアムウェイの良さを伝えるだけでいいといっている講演のビデオを見たことがありますが、知り合いも人間関係があるので一回ぐらいは付き合ってくれるかもしれないし、友人でお金があれば付き合いで購入してくれるひともいるでしょう。

それって物乞いとなにが違うのでしょうか?

イケハヤ先生ではないですが、あるブロガーが「俺と一緒に酒を飲む」を有料で提供しているのを見ました。これって物乞いと一緒だと思います。

イケハヤ先生のノートで妻が落とし物をしたのでその妻と対談というのを見ましたが、ほとんどの人は興味がないだろう物にも100円で売っていました。気になる人は100円ぐらいでも購入してくれると思っているのでしょう。

それって物乞いと何が違うのでしょうか?

一番の問題はアムウェイのディストリビュータはアム製品を多く売りつけるだけで、置き換え品があるので製品によるほかにない提案はできていないません。

イケハヤ先生はブログのタイトルになっている通り東京をたたいていたりしますが、多くのアクセスは東京からあるはずで東京抜きにはなにもできないはずです。また実際に東京の人が見たらカチンとくるようなことも書いています。(最近はそのような芸風があきれられているのかアクセス自体が減っているような気がしますが、東京を意識せずに書けないのに東京を挑発するのはおかしいのでないかと思います)

田舎暮らしをするといっても多くの人はいまさら田舎に移住することはないので残念ながら新しいことの提案ではなく、イケハヤ先生の個人的な東京嫌い、大企業嫌いといった主張しかしていないブログになっています。

ある組織に依存

アムウェイのディストリビュータもイケハヤ先生も誰にも頭を下げる必要がない自由みたなことを言っていますが、アムウェイの場合は例えばあるマルチ商法の会社みたいにディストリビュータの問題行動により業務停止を命令される可能性もそれなりにあると思います。

またアブウェイは支払い条件を変えてくる可能性を考えると永久に収入が保障されているわけではありません。ある日突然条件が下げられる可能性もあります。

アフィリエイトの場合は一方的に条件を下げてくることがあります。実際にいままで何回かそのようなことが起こったことは私も知っています。

また、ブログの流入の場合グーグル検索のアルゴリズムの変更は大きな要因で今までアクセスがあったのがある日を境にアクセスがばったりなくなることもあります。

また、アムウェイもアフィリエイトも一方的に規約違反だからといって支払いを拒否することもできます。

少なくてもこれらのことで生活するにはそのリスクは考えるべきだし、勧める人はそのようなリスクをちゃんと説明する必要があると思います。

自己啓発という名の洗脳 劣等感を煽る

イケハヤ先生もアムウェイのディストリビュータも大企業を批判していますが、それは大企業に入ってまだ大きな仕事を任されていない若者の劣等感を煽りたいかただと思います。

もう一つは彼らは大企業での安定した生活を内心はうらやましいんではないかと思っています。そこで彼ら自身の嫉妬からそのような発言をするのだと思います。

勧誘するときにそのような劣等感を煽るようなことをいって反応する人に対して自己啓発という高尚な言葉で洗脳するのだろうと思います。

劣等感を持たないことは問題かもしれませんが、持ちすぎることはもっと問題だと思います。

先行者メリットが大きいことは知っているけど新参が必要

アムウェイもブログも先に始めたほうが絶対的に有利です。

アムウェイの場合、そうじゃないと説明をするために親と子の2世代だけで収入の逆転があることを説明しますが、もう少し多段で上のほうに上位タイトルの人がいることを考えるとどう考えてもそのような逆転は起こりません。

イケハヤ先生の場合、ブログは検索やソーシャルメディアの活用でアクセスが上がりますが、イケハヤ先生の教えを請い彼と同じようにしても絶対に彼を超えることはありません。というのは先に見たものと同等のものであれば反応する必要がないからです。

ではなぜ彼らは新たな人を募集するのでしょうか?

アムウェイの場合、やめる人より入る人が多くないとたちまち収入が減ります。またほとんどの人が経済的には成功しないのでやめる人は多いのだと思いますが、それを補充するにはおおくの勧誘が必要になります。なのでいわゆる上位タイトルの人は新しく入る人はカモだと内心思っているのではないかと想像します。

イケハヤ先生の場合は、弟子と呼ばれる人を卒業という名の解雇をしたので新たに雇うことを考えているかどうかはわかりませんが、プロブロガーを育成するのは前々から難しいと気づいていたと思いますが、今回の件でそれを弟子をブログだけで生活させることを目指せることは無理だからと気づいたのではないかと思います。

ただいままで弟子を増やしてきたのはやはり多くの賛同者を増やしたかったからだと思います。

最後に

ここまで項目ごとにいろいろ思いつくままに書いてきましたが、まだまだ考察や調べが足りていないところがあります。

そのため、文章も訂正を含め修正と変更をしていくつもりです。



コメント

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  2. […] 先の記事でも指摘した通り、マルチ商法のディストリビュータや、情報教材を販売している人は経済的な成功を必要以上に自慢します。 […]

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