昔からそれなりに人気がありいまでもシリーズが続いている「龍が如く」(PS2 – 2005)をクリアするまで遊んでみました。
シリーズ化されるほど面白かったと思います。
この記事とは別にストーリー評価のブログも書く予定です。
評価概要
ストーリー 5/5
当時、人気作家だった馳星周氏がシナリオ監修をやっており、近年の龍が如くで指摘されるストーリの破綻はあまり見られません。
また、シナリオを作った時は続編を作ることはあまり想定していなかったのか、作中にでてくる謎は一通り解明されており、ある意味この一作すれば満足と言える作品になっています。
シリーズのそのほかの製品を否定するわけではないですが、この一本があれば満足することも多く、極論をいえばこの一本遊べば他のシリーズ作品は遊ばなくていいといってもいいくらい面白かったです。
ゲーム性 4/5
シリーズを通して、サブストーリーやミニゲームが充実していますが、それは初代からちゃんとそのあたりは作っているのは高く評価できるポイントだと思います。
私がゲーム性を下げた理由は単純でストーリー重視とはいえムービーが長いなと思ったこと、あとはこの手のゲームはどうしても一本道になりやすいとは言え自由度があまり高くないと思ったことです。
操作性 3/5
龍が如くは一世代前のゲームなのか右スティックでカメラ操作ができません。
PS2の性能面でも難しかったのかもしれませんが、マップは小さい範囲でもシームレスではなく、切り替わりますが、切り替わるときにLスティックの方向と違う方向にうごくことがあります。切り替わるときに方向によっては意図しない方向に戻るからだと考えます。
これがバトルの時も発生するのでなかなか敵に当たらずに四苦八苦します。
グラフィック 4/5
この評価はPS2の性能を考えた場合、高い評価になりますが、最近のゲームと比較するとしょぼいです。
とはいえ、全然リアリティがないわけではなく、十分に楽しいです。
PS4をお持ちの方は「極」を購入することもできますが、リメイクなのでよかった部分もスポイルされているかもしれません。
総合評価 16/20
PS2を持っている人は中古ゲームでもよく販売しているので、比較的入手しやすいですし、なによりも安いのでぜひ手に取って遊んでいただきたいなと思います。(私は近所のブックオフで250円で購入しました。)
PS2をお持ちでない方はPS3のリマスター版を考慮されたらと思います。
詳細な説明
まずストーリーが面白い
このゲームの説明をするにはまずストーリーの素晴らしさを語るだけでなくゲームの仕組みとして「一本道」になるのはしょうがないという話もする必要があります。
ストーリー重視のゲームはどうしても一本道になりやすいです。なぜなら物語の終わりは決められているからです。
ファイナルファンタジー13は一本道ですごく批判されましたが、それは一本道で自由度が少ないということが一番の問題ではなく単純にストーリーがつまらなかった。訳の分からない言葉の羅列で意味が分からなかったからというところは案外大きいのかなと思いました。(FF13についてはまたレビューしたいなと思います)
このゲームが一本道なのによかったなと思えるのはストーリとしての破綻がなくゲームの中で疑問に思ったところも最後まで進めていくうちに回収できているところじゃないかと思います。
アクションが単純
アクションゲームでは攻撃の順番を組み替えることで発生するコンボが一般的ですが、このゲームでもその方式を採用しています。
攻撃は弱攻撃の□と強攻撃がの△になりますが、基本的には弱攻撃を主体に組み合わせることで行えます。
また、攻撃が成功するとたまるヒートゲージがたまると出せる必殺技ヒートアクションによる爽快感も素晴らしいです。
難易度はちょうどいい
ノーマルでもそれほど苦労せずにクリアできたので、どちらかと言えば簡単なゲームと言えるかもしれません。近年は誰でもクリアできるゲームが多いと思いますが、当時はだれでも遊べるゲームの中の一つだったのでないかと思います。
また、ロールプレイングゲームと同じで、ザコ敵を倒して経験値をためることでレベルアップが図れるので詰まったら焦らず経験値稼ぎをしてから挑めばクリアまではできると思います。
またノーマルの場合は詰まった時にイージーに下げることもできることができます。
たいていの人は今期があればクリアはできるかと思います
ボリュームが多い
最近のゲームは容量が増えてきたので比較するのは酷だと思いますが、それでも十分なボリュームがあると思います。
サブクエストとかコインロッカーのカギ探し、またクリア後に遊べるようになるBATTLE REVIEWの全ミッションをオールSでクリアすれば、ゲームを新規で始めるときにヒートアクション使い放題できる「喧嘩マスターモード」が使えるようになります。
そこまでやりこむと結構な時間が遊べるのではないかと思います。
1から完成度が高い
たとえばアサシンクリードの場合1と2ではずいぶんと違います。
私は龍が如くは3から始めたので1をするのは初めてでした。
新しい作品から初めて1をしたのですが、カメラワーク固定による不自然さを除けばあまり違和感はないです。
1からゲームシステムが完成していたといってもいいと思います。
まとめ
私は極を購入しましたが、まだ遊んでいません。なのでこのレビューでは極の評価は入っていません。
私が遊んだのはPS2版ですが、PS3のリマスター版もあるのでもしこの記事を読んで興味を持っていただいた方には是非ともお手にとっていただきたいと思います。
1はストーリーはとてもいいのでそれを楽しむだけでも元は取れると思います。
極はまたプレー後に遊んだ後にレビューを書くことを予定していますが、比較記事を書きたいと思っています。
コメント
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