山本一郎さん、守秘義務契約は行き当たりばったりの整合性が取れない苦しい説明ですね




最近、山本一郎さんについて書いてきていろいろ調べています。

山本さんはいろいろ言われていますが、私はいまどちらかといえば山本さんご自身が発言した内容について検証をしています。

山本さんは町山さんに自分自身が書いたプロフィールについて書いたことについてちゃんと答えられないばかりか逆切れして反論しました。その時の様子はこちらに書きました。

山本一郎さん 弁明ブログは過去と同じ行動パターンなので人気は低迷するだろう。再度の復活は難しいと思う。

このときに指摘しませんでしたが、山本さんは守秘義務について正しい内容で書いていないということを今回は指摘したいと思います。




山本一郎さんは『やまもといちろう 公式ブログ – 過剰なご批評について – Powered by LINE』について守秘義務について以下のように書かれています。

役員でも契約社員でも以前勤めた会社の秘密を漏らすと犯罪になるのと同様のことを求められても回答はできないけど、仕組みについては説明できるので町山さんには「守秘義務契約を結べばお教えできることはありますよ」とお伝えしました。そのときは町山さんにお断りされてしまいましたが。

ここで彼は皆さんが誤読しやすいようにわざと書いたのではないかと思いました。

『仕組みについては説明』は特に守秘義務を結ぶ必要はないのでないかと思います。というのはそこに会社や個人を特定することがないのであれば特に守秘義務で守る必要がないことだからです。

守秘義務契約とは『秘密保持契約 』と言われています。英語ではNon-disclosure agreement、略称: NDAと呼ばれ私も仕事で何社とも契約をしています。

実際にNDAをいくつかの会社と結んでいる私の経験でいうと、山本さんが書いている理解は私が理解しているものとは全く違います。

これは山本さんがいつもつかう話題のすり替えでわざとそのように書いたのだろうと推測してます。



秘密保持契約(NDA)を結ぶ理由

私は、いろいろな会社が作る製品をお客様に提供する仕事をしています。その時にNDAは対メーカーと販売協力していただくパートナー、場合によってはエンドユーザーさんと契約することがあります。

私はセキュリティ関連製品を販売しているのですが、ほとんどのお客様はアタックされる可能性をできるだけ低くするためにどのセキュリティ関連製品を採用されているか知られたくないので販売するにあたり販売したことを第三者にしられるのを嫌がります。

ただし、メーカーや販売協力パートナーに、完全に秘密にして製品を販売することはほとんど手間がいらないコンシューマ製品であれば可能ですが、ある程度の情報の開示がないと販売が難しい製品ではNDA契約が必要になります。

ここではメーカーとそのメーカーが提供する販売代理店での関係について説明をします。

メーカーは代理店AとBと取引があったとします。メーカーはAとBの双方から情報を得ることができますが、それぞれからもらった情報についてはNDAの縛りでAから得た情報をBに流したり、Bでもらった情報をAに流したりすることはできません。

ただ、山本さんがいう『仕組みに』は販売契約にあたりますが、AもBも取引額に対する割引などいくつかの差異はありますが、根本的なところは同じで、そこの部分は秘密にする必要はないです。

そのため守秘義務をたてに仕組みについて説明できないといったところは一見正しそうに聞こえますが厳密には正しくありません。

山本さんは守秘義務契約を結んだら『仕組みについて教える』といっていますが、契約がないとご自分がされている仕事内容について何も開示できないのはおかしな話です。何か問題のある仕事をしているのでしょうか?

なんで守秘義務があるのに突っ込まれたら質問されたことをネットで書いたの?

一番の疑問はネットでこのようなことを書いたらそれはいろいろ聞かれて当然だと思います。

私でもストックホルムでどのような仕事をしていたかは聞きたくなりますし、雇っていたのであれば会社を経営していたはずなので会社名とかは聞きたくなります。

100億円稼いだという話とかは雑誌にのせたり、ネットでも言明しています。(リンク

山本さんがご自身で書いたことは当然NDAについて該当する事柄でないから書いたのではないですか?



言っていることが本当ならNDA違反で山本さん契約先から訴えられるんじゃないの?

突っ込まれたら守秘義務があるから回答を山本さんは拒否していますが、そもそも質問されたら困ることはネットに書いちゃいけないのでないでしょうか?

町山さんが質問されている内容は山本さんが自分自身で書いていることです。NDAがあるから答えることができないのであればなぜそもそもその内容を自慢気に書いたのでしょうか?

NDAに関連したことはネットには書かない

そもそもですが、私はNDAで結んだ内容については一切ネットでは書きませんし、ほのめかすことすらしません。

販売する製品については会社のホームページに載せてますし、それに関連する技術的な内容についても掲載しますが、会社や個人が特定できるものは一切できません。

あとでNDAに引っかかるから答えられないということは本当にNDA契約があれば書いちゃいけないものだと思います。そのようなことを書いた山本さんに責任があると思います。




本当は深い理由は全くない

山本さんはNDAについていろいろ書きましたが、それはただ単純に昔自分が書いたことがうまく回答できないからでしょう。

話題そらしだけが目的でちゃんとした計算は全くないのだと思います。

今彼のネットでの言動をいろいろ調べていますが、自分が関連した会社について書かれたことは結構積極的に発言しているので本当にストックホルムの会社があれば積極的に当時からアピールしていたと思いますが、それが一軒も見当たらないのは不自然だと思います。

このような具体手的な会社名や少なくてもあとで追えるような情報を出していたに違いないと思います。

私が昔書いた記事を思い出しました。

怪しい奴ほど幸せアピールするから注意せよ~イケダハヤト先生だって同じ穴のムジナです

山本一郎さんはスタイルは違うけど、山本さんがいままで批判してきたイケダハヤト先生と同じような仕事の仕方をしているので、いかにも自分が成功者だということをアピールし続ける必要があるのだろうと思います。

そのアピールをするときにあとでどのように突っ込まれるのかは考えないでやっているだけなのできっと深い理由はないのでしょう。

どちらにしても、後で突っ込まれたら整合性がとれなくなって今回の山本さんみたいになると思うのでネットで発言する人はちゃんと後で突っ込まれてもいいような行動を心掛けたいものです。



コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください